- タイヤモデリングの概要
タイヤは、車両の路面との相互作用をモデル化するうえで重要な要素であり、一部のタイヤモデルは特定のシミュレーションドメインにより適したものとなっています。
- 座標系と出力リクエスト
- マルチスレッドとタイヤモデル
車両シミュレーション中のタイヤ力およびモーメントの計算は最も時間のかかるタスクの1つですが、マルチコアコンピューター上のタイヤモデルのマルチスレッド実行を使用すれば、シミュレーションのクロックタイムが大幅に短縮される可能性があります。
- CDTireモデリング
MotionViewは、Fraunhofer ITWMが開発した乗り心地および耐久性評価用タイヤモデルであるCDTireを統合しています。CDTireは乗り心地、耐久性、車両力学に焦点をあてたライド解析と操安性解析に使用することができます。
- FIALAタイヤ
FIALAタイヤモデルは、MBDアナリストが完全に理解できるほどシンプルであるため、フルビークルシミュレーションの最初の足掛かりを提供します。さらに、フォース、およびタイヤ / 路面の相互作用によって生成されるトルクでは、一連の物理的に有意義なパラメータが使用されます。
- FTireモデリング
- MF-Tyre/MF-SWIFTモデリング
MotionViewは、SiemensによるMF-TyreタイヤモデルとMF-SWIFTタイヤモデル(SiemensによってSimcenter Tireとして販売されています)を統合しています。
- PM Flex Tire
このタイヤは、FEに基づいてPratt Millerが開発した変形可能なタイヤソリューションであり、土、砂、砂利などを表現するEDEM粒子との相互作用が可能です。このタイヤモデルでは、有限要素のモデリングファイル(.bdf)とそれに付随する各種ファイルが必要です。MotionViewのAutoTireエンティティは、必要とするメッシュファイルをCADファイルから生成するユーティリティを提供しています。この生成の後、MotionViewとEDEMとの連成インターフェースからタイヤをEDEMに転送できます。PM-FlexTireソフトウェアは、Altairユニットライセンスシステムの下でAltairパートナー製品として用意されています。
- ユーザー定義のタイヤと路面モデル
ユーザー定義タイヤモデルは、タイヤ力およびモーメントを計算するユーザーサブルーチンとして実装され、ユーザー路面モデルは特定のポイントでの路面高さを計算するサブルーチンとして実装されます。