FAILURE

入出力オプションまたはサブケース情報エントリ すべてまたは個々のサブケースのPSOLIDまたはPSHELLプロパティを参照している要素の破壊出力を要求するために使用します。

フォーマット

FAILURE (format_list, location, SUBSYS=SUBSYS_ID) = option

定義

引数 オプション 説明
format <H3D、空白>
H3D
結果をHyper3Dフォーマット(.h3dファイル)で出力します。
空白(デフォルト)
利用可能な結果があるアクティブなフォーマットすべてで結果を出力します。
location <CORNER, GPS, 空白>
CORNER
コーナー応力値を使用して、破壊出力を計算します。
  • モデル内のSTRESS出力に要求されたコーナーベースの位置オプションがない場合は、STRESSCORNER/BILIN)オプションから得られる応力結果に基づいて、破壊出力が計算されます。
  • モデル内のSTRESS出力に要求されたコーナーベースの位置オプションがある場合は(またはPARAM,CNST4FATが指定されている場合は)、対応するユーザー定義の位置ベースのSTRESS結果が破壊出力の計算に使用されます。
GPS
節点応力値を使用して、破壊出力を計算します。これは、GPSTRESSのように CORNER応力オプションを使用するのとは異なり、応力は各節点で平均化されます。
空白(デフォルト)
要素応力結果(CENTER位置におけるSTRESS)に基づいて、破壊出力が計算されます。
SUBSYS <SUBSYS_ID>

デフォルト値はありません。

サブシステムのID。

サブシステム定義と共に使用すると、このオプションは、サブシステムごとに、そのサブシステムのみの結果を含む個別の結果ファイルを作成します。

詳細については、SETバルクデータカードをご参照ください。
option <YESNO、空白>
YES(デフォルト)、空白
すべての要素の結果を出力します。
NO
結果を出力しません。

コメント

  1. 同一のエントリに複数のフォーマットを指定できます。各フォーマットはコンマで区切る必要があります。フォーマットを指定しなかった場合、この出力コントロールは、利用可能な結果があるOUTPUTコマンドまたはFORMATコマンドで定義されているフォーマットすべてに適用されます。
  2. サポートされる解析タイプおよびフォーマットの詳細については、OptiStructによる結果出力を参照してください。
  3. フォンミーゼス、トレスカ、最大主、および最小主の安全率(FOS)、および対応する安全余裕度(MOS)の結果がH3Dファイルに出力されます。すべての破壊基準を出力するには、参照材料(MAT1またはMATT1)上の許容応力フィールドSCST、またはSSを定義する必要があります。